だらだらCEの平凡な毎日

何でも屋、臨床工学技士。日頃思いついたどうでもいい事を下手な文章で綴っていきます。ポータブルオーディオ・イラスト・デジタル物などなど・・ちょっとラベノなんかも書いてたりして・・

何でも屋、臨床工学技士。日頃思いついたどうでもいい事を下手な文章で綴っていきます。ポータブルオーディオ・イラスト・デジタル物などなど・・ちょっとラベノなんかも書いてたりして・・

山田とやまやまのポータブルオーディオ珍道中 そのさん

やま「なんかお前の家に行くって久々やなぁ」

  

山田「おう。そうやな。いつ以来や?」
 
やま「ほらボヤ騒ぎがあったやろ?あれからちゃうか?」
 
山田「ボヤ騒ぎ?そんなんあったか?」
 
やま「お前がお尻にライター当ててへーこいた事あったやろ。」
 
山田「お・・おう・・あったな。」
 
やま「勢いあまってファイヤー!!!みたいになったやんか。危うく家も燃えるとこやったやん。」
 
山田「お前なぁ・・本人でさえ忘れてた俺の黒歴史をお茶の間に晒すなよ。」
 
やま「窓から吹き出す炎を見たお隣さんが通報したもんな!笑 」
 
山田「お前が何か余興をやれって言うからやろ。俺もあの時は若かったかなら。若気の至りってやつや。」
 
やま「火がついたお前のズボン脱がしてたらおかん入って来て大変やったな〜。あの時の汚い物を見るかのような目!完全に変態プレイ真っ最中みたいになってたもんなぁ。説明するのに苦労したわ。」
 
山田「た・・・頼む。もうやめてくれぇぇ!!!」
 
 
 
 
いろいろあって山田の家に到着〜
 
やま「うおっ・・お前の部屋えらいことになってるな。」
 
辺りを見渡すやまやま。
 
山田「そうか?ファンたる者、普通やろ?」
 
やま「・・なるほどな。ミィーちゃんって初音ミクの事かいな。」
 
山田「それしかあらへんやん。何やと思ってたんや?」
 
やま「俺はてっきりご当地アイドルか何かかと思ってたわ。それに初音ミクは普通ミィーちゃんとか言わへんやろ。よっしゃCDはどこにあるんや?」
 
山田「おお!そこの棚にあるやろ。カーテン開けてみ。」
 
やま「これか・・えっ?」
 
山田「それ全部や。」
 
やま「全部って・・これどんだけあるんや?」
 
山田「一般流通だけやなく、同人もあるからな。それに俺のオリジナルもあるからざっと数えて2000枚はあるで。」
 
やま「すっげぇ・・もうコレクターの域、超えてるやん。」
 
山田「まぁニートやからな集める時間はようけある。最近じゃ俺が作った歌が評判でな〜大手レコード会社とかいろいろオファーくるんや。」
 
やま「クリエイターやんけ!お前、そんな事一言も言わんかったやんか。」
 
山田「聞かれなかったし、言う必要もなかったしな。」
 
やま「なんやどこぞの魔法少女もんの営業担当みたいなこと言いやがって。」
 
山田「パソコン3台あるから作業分担しよか。」
 
やま「こんな高性能なパソコン3台もあるんか・・あかん・・現実の残酷さをひしひしと感じるわ・・・」
 
山田「作曲したり映像編集したりするのにいるんや。」
 
やま「お前、こんなに専門的な事しててmp3やら何やら知らんってあべこべすぎるやろ。」
 
山田「まぁええやんか。で、その可逆圧縮ってどうやるんや?」
 
やま「いやいや。これだけCDあるとは想定外やわ。お前の携帯には入りきれへんで。これは。」
 
山田「まじか?携帯買い替えか?」
 
やま「1枚のCDに10曲入ってるとして1曲あたり30Mだとして・・・・2000枚だとだいたい60Gにはなるもんなぁ。まぁとりあえずお前のお気に入り曲でmp3と比較してみるか?」
 
山田「おお!お試しか!俺が一番好きな言葉や。」
 
やま「いっつもデパ地下でお試ししてるもんな。」
 
山田「なんで知ってるんや?」
 
やま「うちの知り合いがそこで働いてるんだよ。お前はちょっとした有名人らしいぞ。」
 
山田「マジで?参ったなぁ・・変装してもこの体の内面から溢れるオーラは隠し切れんもんな・・いっその事おっぴろげにして・・・そや!サインの練習したほうがええかな?」
 
やま「知らんわ!!」
 
山田「ボケはとりあえず置いといて本題いこか。」
 
やま「お前なぁ。まぁ今に始まった事やないからええけど・・・。お前の持ってるのiPhoneやからiTunesで変換するで。」
 
山田「おう。いつものやつやな。」
 
やま「最近は対応するデバイスも増えてきてるしappleロスレスでええやろ。」
 
山田「可逆圧縮ってやつか?」
 
やま「そや。これで設定変えたからな。どの曲でお試しする?」
 
山田「おお。そんじゃこれで。」
 
やま「なんやこの手作り感満載のやつは・・」
 
山田「俺の自作曲のベスト盤や!いるか?」
 
やま「おお・・一応貰っとくかな・・」
 
山田「絶賛発売中やから買ってな (はぁと)」
 
やま「くれないのね・・・・」
 
 
 
 
可逆圧縮処理中・・・
 
やま「よし出来たな。じゃぁこないだ買ったイヤホンで聴いてみ。」
 
おもむろに服を脱ぎ出す山田。
 
やま「ちょいまて!何で服脱いでるねん!」
 
山田「何でって・・俺にはミィーちゃんの愛を受け止める義務があるからな。」
 
やま「理由になってね〜よ!!」
 
山田「全身全霊で愛を受け止めるのに服なんて邪魔なだけやんか!なっ?」
 
やま「なっ?じゃねぇよ!わかったから下だけは履いとけ!いろんな団体に迷惑かかるから!!」
 
山田「いやいや。ここは俺の家やで。さすがに外ではやらんけどええやろ?なっ?」
 
やま「だからなっじゃねぇよ!頼むから俺から3メートルは離れてくれ!」
 
山田「わかった。わかった。離れたらええんやろ。」
 
やま「家族のいない家でおもむろに服を脱ぎたしたら身の危険を感じるわ!」
 
山田「おおすげぇ!なんかこう音の厚みが違うし、ぱっと視界が開けたと言うかだだ広い部屋にミーちゃんといろんな楽器の輪郭、その距離までもがよく分かるわ。」
 
やま「お前からそんな評論家みたいな感想が出てくるとは驚きが一周回ってなんか落ち着いたわ。人には聴こえない音を削ってるのが不可逆圧縮やけど、聴こえない音もその時の録音を構成してる一部やからな。ちゃんとしたイヤホンとか使ってると違いが分かってくる。不思議なもんやろ。」
 
山田「よし決めた!携帯買い換えるで!」
 
やま「ホンマかいな⁈そんな金どっから・・」
 
山田「近々、印税が入ってくるからな!買うのはそれからにしよか?」
 
ニート大勝利って言葉があながち間違いではないのかも・・・とつくづく感じるやまやまであった。
 
つづく

 

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